WSLについての覚書

「Linuxや仮想サーバ(Hyper-V、VMware)は使ったことがあるが、WSLは初めて」というケースを想定した、Microsoft Learn および塩田紳二氏の各所の記事をまとめ直した程度のメモ。個人的には氏にWSLの解説本を期待したい。なお、数少ない日本語書籍「WSL 構築と利用」は絶版である。

有効にする方法

「コンパネ→プログラム→Windows の機能の有効化または無効化」から、以下を有効にする。

• Limux用Windowsサブシステム（Microsoft-Windows-Subsystem-Linux）
• 仮想マシンプラットフォーム（VirtualMachinePlatform）

あるいは、管理者権限で起動したPowerShell上でwsl --installでインストールする。 PowerShellでインストールした場合、以下のアクションが実行される。

• オプションの WSL および仮想マシン プラットフォームのコンポーネントを有効にする
• 最新の Linux カーネルをダウンロードしてインストールする
• WSL2 を既定値として設定する
• Ubuntu Linux ディストリビューションをダウンロードしてインストールする (再起動が必要になる場合がある)

参考

• WSL のインストール | Microsoft Learn

インストール可能なディストリビューション

• wsl -l -o でリストアップされるもの（2023-08-05時点）

NAME	FRIENDLY NAME
Ubuntu	Ubuntu
Debian	Debian GNU/Linux
kali-linux	Kali Linux Rolling
Ubuntu-18.04	Ubuntu 18.04 LTS
Ubuntu-20.04	Ubuntu 20.04 LTS
Ubuntu-22.04	Ubuntu 22.04 LTS
OracleLinux_7_9	Oracle Linux 7.9
OracleLinux_8_7	Oracle Linux 8.7
OracleLinux_9_1	Oracle Linux 9.1
openSUSE-Leap-15.5	openSUSE Leap 15.5
SUSE-Linux-Enterprise-Server-15-SP4	SUSE Linux Enterprise Server 15 SP4
SUSE-Linux-Enterprise-15-SP5	SUSE Linux Enterprise 15 SP5
openSUSE-Tumbleweed	openSUSE Tumbleweed

• Microsoft Store から利用可能なもの

NAME	FRIENDLY NAME
AlmaLinux-8	AlmaLinux 8 WSL
AlmaLinux9	AlmaLinux 9

他にも Fedora, Alpine 等があるが、ここには CentOSはない。

参考

• WSL の基本的なコマンド | Microsoft Learn

初回起動

スタートメニューにディストリビューション名が追加されており、アクセスすると、ユーザー名とパスワード設定が要求される。

• このユーザー名およびパスワードは、インストールする Linux ディストリビューションごとに固有であり、Windows ユーザー名とは関係ない。
• ユーザー名およびパスワードを作成すると、そのアカウントがディストリビューションの既定のユーザーとなり、起動時に自動的にサインインされる。
• このアカウントは、Linux 管理者と見なされ、sudo (Super User Do) 管理コマンドを実行できる。

そのまま使えないこともないが、 Microsoft Storeより、複数タブで便利な「Windows Terminal」をインストールすることをお勧めする。

参考

• WSL 開発環境を設定する | Microsoft Learn

設定ファイル

• .wslconfig
  • %UserProfile% (例えば、C:\Users\(Username) )に格納される。
  • WSL バージョン2として実行されているすべてのインストール済み Linux ディストリビューション全体で設定をグローバルに構成するために使用される。
• wsl.conf
  • unix ファイルとしてディストリビューションのディレクトリ（/etc ）に格納される 。
  • ディストリビューションごとに設定を構成するために使用される。 このファイルで構成された設定は、このファイルが格納されているディレクトリを含む特定の Linux ディストリビューションにのみ適用される。
  • systemd (systemctl）の有効化の指定はここで行う。

普通に使う分には、systemd の有効化以外で編集することはないと思う。

参考

• WSL での詳細設定の構成 | Microsoft Learn
• systemd を使用して WSL を使用して Linux サービスを管理する | Microsoft Learn
• ASCII.jp：WSL2の2つの設定ファイル「.wslconfig」と「wsl.conf」 (1/2)

仮想ディスクイメージの配置先

• %LOCALAPPDATA%\Packages\(PackageFamilyName)\LocalState\(disk).vhdx (例えば、C:\Users\Alice\AppData\Local\Packages\CanonicalGroupLimited.Ubuntu_79rhkp1fndgsc\LocalState\ext4.vhdx) に格納される。
• PackageFamilyName は Get-AppxPackage -Name *ubuntu* で「PackageFullName」として取得できる。
• ディストリビューションのエクスポート手順は以下のとおり。
  1. wsl --shutdown でWSLを停止する。
  2. wsl --export <Distribution Name> <FileName> でエクスポートできる。ファイル名は拡張子を「tar」とするのが分かりよいか。

エクスポートはスナップショットの代替手段として用いることができる。

参考

• WSL ディスク領域を管理する方法 | Microsoft Learn
• WSL の基本的なコマンド | Microsoft Learn
• ASCII.jp：WSL2で用いるルートファイルシステムの容量を拡大する方法は？

ネットワークの構成

• WSLが起動していると、WindowsとLinuxの間にクラスBの範囲のプライベートアドレスを用いた仮想ネットワークが構築される。
• Windows側からはこのネットワークアダプタとして「vEthernet (WSL)」が見えるようになる。
• WindowsからLinuxに「localhost」でアクセスできる。よって、WindowsとLinuxで同時に同じポートを使うサービスは起動できない。
• WinNAT により、Linuxから外部（物理ネットワーク）にアクセスできる（2023-08-27時点では、Windows11のWSLでは、Linuxから外部にアクセスできませんでしたが…）。
• Linuxから外部にアクセスできない場合、resolv.conf の固定化を検討する（参考サイト参照）

参考

• WSL を使用したネットワーク アプリケーションへのアクセス | Microsoft Learn
• Windows Subsystem for Linuxガイド 第10回 WSLネットワーク編 | マイナビニュース
• Linuxがほぼそのまま動くようになった「WSL2」のネットワーク機能：Windows 10 The Latest - ＠IT
• WSLからインターネットに接続できないときは/etc/resolv.confを変更する | Cosnomi Blog

ファイルアクセス

Windows → Linux：9protocol

9P(Plan 9 File Protocol)¹により、エクスプローラから「\\WSL$」でアクセスできる。エクスプローラの左ペインの一番下にペンギンが追加される。Linuxファイルシステムに対する権限は、初回起動時に作成したユーザー権限となる。

参考

• ASCII.jp：Win32側からWindows Subsystem for LinuxのVolFsへのアクセスが可能に (1/2)
• How WSL accesses Linux files from Windows - YouTube

Linux → Windows：DrvFS

DrvFSにより、CドライブがLinux内で「/mnt/c」としてマウントされている。

参考

• WSL での詳細設定の構成 | Microsoft Learn
• ASCII.jp：「WslFs」はWindows Subsystem for Linuxでのファイルシステムを置き換える存在!? (1/3)

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1. Linuxが広がり始めた2000年頃、なぜLinuxはこんなに成功したのか、という議論とその決定打として、エリック・レイモンドの「伽藍とバザール(日本語訳)」論文があり、同時にLinuxの次は何かという議論で、ベル研究所でUnixの次のOSとして分散システムとして設計されている Plan 9 が来るぞ、という話が熱をもって迎えられていたと記憶しています(参考記事)。それ以来20年くらい話を聞かなかった気がしますが、ここでお目にかかれようとは。↩

Windows10 におけるGCC環境6選

独断による選択指南

• 特に思うところがなければ、Microsoftがスポンサーをしている MSYS2。ただ、シェル環境をつくってからパッケージをインストールする必要があるので、ひと手間かかる。
• NativeなLinux環境があった方がよければ、Linux仮想プラットフォームの WSL。仮想マシンプラットフォームを機能追加する必要があるので、MSYS2以上に手間。
• GCCだけ使えればよく、MSYS2やWSLのセットアップが面倒ということであれば、インストーラ一つでセットアップが完結する MinGW-x64。ただ、オンラインインストーラはプロキシを超えられないようなので、その場合はオフラインパッケージを用いる。
• 仮想プラットフォーム無しで、広範にLinuxツールを使いたければ、Cygwin。
• MinGW と TDM-GCC は最終更新が古く、現在選択する理由はないでしょう。

GCC環境

MSYS2

項目	内容
サイト	https://www.msys2.org/
インストーラ	msys2-x86_64-20230718.exe
更新日	2023-07-18
説明	MSYS2 は、ネイティブ Windows ソフトウェアを構築、インストール、実行するための使いやすい環境を提供するツールとライブラリのコレクションです。
スポンサー	私たちのメインサーバーはjsDelivrによってスポンサーされています。Microsoft Open Source Programs Office は、FOSS Fundを通じて財政的に私たちを後援しています。世界中のさまざまな組織がミラーを提供しています。詳細については、ミラーリストをご覧ください。
環境構築手順	https://code.visualstudio.com/docs/cpp/config-mingw

WSL

項目	内容
サイト	https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/
説明	Linux 用 Windows サブシステム (WSL) を使用すると、開発者は、従来の仮想マシンまたはデュアルブート セットアップのオーバーヘッドなしで、ほとんどのコマンドライン ツール、ユーティリティ、アプリケーションなどを含む GNU/Linux 環境を、変更せずに Windows 上で直接実行できます。
環境構築手順	https://code.visualstudio.com/docs/cpp/config-wsl

MinGW-w64

項目	内容
サイト	https://www.mingw-w64.org/
インストーラ1	mingw-w64-install.exe
更新日	2023-04-28
説明	Mingw-w64 は、元の mingw.org プロジェクトを発展させたもので、Windows システムで GCC コンパイラをサポートするために作成されました。64 ビットと新しい API のサポートを提供するために、2007 年にフォークされました。それ以来、広く使用され、配布されるようになりました。
使っているのは誰か	https://www.mingw-w64.org/#some-projects-using-mingw-w64
環境構築手順の例(電気通信大学)	https://joho.g-edu.uec.ac.jp/joho/gcc_win/

Cygwin

項目	内容
サイト	https://www.cygwin.com/
インストーラ	setup-x86_64.exe
更新日	2023-06-16
説明	Windows 上でLinux ディストリビューションと同様の機能を提供する、GNU およびオープン ソース ツールの大規模なコレクション 。実質的な POSIX API 機能を提供する DLL (cygwin1.dll)。
環境構築手順の例(金子邦彦研究室)	https://www.kkaneko.jp/tools/cygwin/cygwin.html

MinGW - Minimalist GNU for Windows

項目	内容
サイト2	https://sourceforge.net/projects/mingw/
インストーラ	mingw-get-setup.exe
更新日	2021-09-05
説明	MinGW: GNU Compiler Collection (GCC) のネイティブ Windows ポート。ネイティブ Windows アプリケーションを構築するための自由に配布可能なインポート ライブラリとヘッダー ファイルを備えています。には、C99 機能をサポートするための MSVC ランタイムの拡張機能が含まれています。MinGW のソフトウェアはすべて 64 ビット Windows プラットフォーム上で実行されます。

TDM-GCC

項目	内容
サイト	https://jmeubank.github.io/tdm-gcc/
インストーラ	tdm64-gcc-10.3.0-2.exe
更新日	2021-05-24
説明	TDM-GCC は、Windows 用のコンパイラ スイートです。これは、 GCCコンパイラの最新の安定リリース 、Windows との親和性を高めるためのいくつかのパッチ、および無料のオープンソース MinGW.orgまたはMinGW-w64 ランタイム API を組み合わせて、Microsoft のコンパイラに代わるより軽量なオープンソースの代替手段を作成します。

参考

• GCC, the GNU Compiler Collection - GNU Project

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1. インストーラの配布元はこちら https://sourceforge.net/projects/mingw-w64/files/mingw-w64/mingw-w64-release/↩
2. 公式は https://ja.osdn.net/projects/mingw/ に移行中のようだが、つながらない？↩

組織規模等で商用利用に制限のあるソフトウェア

Visual Studio Community

visualstudio.microsoft.com

それ以外の使用シナリオ:

エンタープライズ以外の組織では最大 5 ユーザーで Visual Studio Community を使用できます。 エンタープライズ組織 (PC 250 台または年間売上が 100 万米ドル*1の組織) については、オープン ソース、アカデミックな研究、学習環境のクラスルームといった前述のシナリオ以外で使用することはできません。

Docker Desktop

docs.docker.jp

Docker Desktop の利用条件変更

現在、大企業（従業員が 251 人以上、または、年間収入が 1,000 万米ドル*2以上 ）における Docker Desktop の商用利用には、有料サブスクリプション契約が必要です。

Anaconda

https://legal.anaconda.com/policies/en/legal.anaconda.com

ORGS - 商業ビジネスおよび大規模 (200 以上) 組織での使用向け

一般商業用途で製品を必要とする従業員 200 名を超える企業および組織 (営利および非営利の両方) を含む法人は、購入済みの製品を持っている必要があります。

Oracle VM VirtualBox

www.oracle.com

§ 2 ライセンスの付与。

オラクルは、個人使用、教育的使用、または評価を目的として、ホスト・コンピュータ上で製品を複製、インストール、実行、および社内で使用するための、無償の非独占的、譲渡不可の限定的ライセンスをお客様に付与します。「個人使用」とは、単一のホスト・コンピュータ上でオラクルから製品をダウンロードする人のみによる非商業的使用を指します。ただし、そのホスト・コンピュータには複数のクライアントまたはリモート・コンピュータが接続されておらず、そのクライアントまたはリモート・コンピュータがリモートでの表示のみに使用されることが条件となります。ゲストコンピュータ。「教育的使用」とは、教育機関 (学校、単科大学、総合大学) の教育カリキュラムの一環として、その教育機関の教師または学生によるあらゆる使用を指します。「評価」とは、製品を最大 30 日間テストすることを意味します。その期間が終了すると、製品を使用することはできなくなります。

オラクルは、このライセンスで明示的に付与されていないすべての権利を留保します。

VMware Workstation Player

www.vmware.com

商用以外での利用および個人利用の場合は、無償バージョンが利用できます。無償バージョンは、生徒や学生、非営利組織も利用できます。

商業組織で Workstation Player を使用するには、商用ライセンスが必要です。

*1:1ドル≒142円、100 万米ドル≒1億4千2百万円

*2:1ドル≒142円、1,000 万米ドル≒14億2千万円

「Rails7 on Windows 環境構築ガイド」を書いてみた

何をしたのか

Windows 環境下で Rails7アプリを作成したので、手順を記録しておこうと思ったが、はてなブログでは「コードブロックの後のリスト番号が連続しない」ため、Qiitaに記事を書いた。連作になってしまったので、ZennにBookとしてまとめた。

zenn.dev

qiita.com qiita.com qiita.com

サイトの使い分け

LiveEditorがあるので、記事はQiitaが書きやすい。記法的にはてなで実現できない場合は Qiitaに書く。Zennは複数の記事をまとめてBookにできるので、連作はZennに書く。特に面白みのない方針である。

参考

• Markdownで番号付きリスト内にコードを入れる | cloud.config Tech Blog
• はてなブログのMarkdown記法のTips – rinoguchi's techlog
• 結局ZennかQiitaかnoteか個人ブログをどうやって使い分けると良いのか
• ZennとQiitaの使い分けとコンテンツ
• 個人ブログとQiitaとZennの使い分け - koogawa blog

PowerShellで複数のテキストファイルを処理する

• 文字を置換する

Get-ChildItem $target|%{
    if($_.GetType().Name -eq "FileInfo"){
        (Get-Content $_.FullName)|%{
            $_ -replace "探す文字列","置き換える文字列"
        }|Set-Content $_.FullName
    }
}

• 1行目をスキップしたファイルに更新する

Get-ChildItem $target|%{
    if($_.GetType().Name -eq "FileInfo"){
        (Get-Content $_.FullName|select -Skip 1)|Set-Content $_.FullName
    }
}

• 行数を数える

Get-ChildItem $target|%{
    if($_.GetType().Name -eq "FileInfo"){
        "{0},{1}" -f (Get-Content -Path $_.fullname).Length, $_.Name
    }
}

参考

• PowerShell でファイル内の文字列をワンライナーで置換する - Qiita
• Select-Object (Microsoft.PowerShell.Utility) - PowerShell | Microsoft Learn
• PowerShell/テキストファイルの行数を取得する方法・Get-Content - Windowsと暮らす

SQL Server でテーブルのレコード件数の一覧を取得

SQL Server でテーブルのレコード件数一覧を取得する場合、以下のSQLを実行して、生成したSQLを加工して実行していたが、面倒になってきたので、代替手段を探す。

select 'select ''' + TABLE_NAME + ''' ,count(*) from ' + TABLE_NAME + ' union' from INFORMATION_SCHEMA.TABLES

下記の記事でいろいろ方法があることがわかるが、対象が1テーブルだったり、一覧で取得できる場合は概数だったりで、欲しいものが得られない。「sys.tables」にも行数の情報はないし。

qiita.com

仕方ないので、INFORMATION_SCHEMA.TABLES をカーソルで回して、件数一覧の仮テーブルを作成することにする。もっと簡単な方法がありそうなものだが…

gist.github.com

.NET Framework と .NET のサポート状況

一部(「Windows Server、バージョン 1709」とか)省略したりしているので、詳細はリンク先を参照のこと。

.NET Framework

バージョン	リリース	サポート終了	クライアントOS	サーバOS	Visual Studio
.NET Framework 4.81	2022/8/9		Windows 11 Windows 10	WS2022	(未確認)
.NET Framework 4.8	2019/4/18		Windows 11 Windows 10 Windows 8.1 Windows 7 SP1	WS2022 WS2019 WS2016 WS2012R2 WS2012(x64) WS2008R2 SP1	2022 2019 2015 2013
.NET Framework 3.5 SP1	2008/11/18	2029/1/9	Windows 10 Windows 8.1 Windows 8 Windows 7	WS2016 WS2012R2 WS2012(x64) WS2008R2 SP1 WS2008 SP2 WS2003	2019 2015 2013

Visual Studio の欄は、そのフレームワークのプロジェクトを作成できるか確認した結果を整理した。

参考

• .NET Framework のダウンロード | 無料の公式ダウンロード
• .NET Framework のシステム要件 - .NET Framework | Microsoft Learn
• .NET Framework および Windows OS バージョン - .NET Framework | Microsoft Learn

.NET

バージョン	リリースの種類	サポートフェーズ	初回リリース	サポート終了	クライアントOS
.NET 8.0	長期サポート1	アクティブ	2023/11/14	2026/11/10	Windows 11 Windows 10
.NET 7.0	標準期間サポート2	メンテナンス	2022/11/8	2024/5/14	Windows 11 Windows 10
.NET 6.0	長期サポート	アクティブ	2021/11/9	2024/11/12	Windows 11 Windows 10

• サーバOSはすべて、Windows Server 2012+
• Visual Studioはすべて、Visual Studio 2022

参考

• .NET ダウンロード (Linux、macOS、Windows)
• .NET 8 - Supported OS versions
• .NET 7 - Supported OS versions
• .NET 6 - Supported OS versions
• Microsoft .NET および .NET Core - Microsoft Lifecycle | Microsoft Learn
• .NET および .NET Core オフィシャル サポート ポリシー

.NET Framework 4.8 のサポート期限はいつか

ライフサイクルに関する FAQ - .NET Framework | Microsoft Learn

.NET Framework 4.x とその更新プログラムのライフサイクル ポリシーに変更はなく、引き続き OS のコンポーネントとして定義され、インストール先の Windows のバージョンと同じライフサイクル ポリシーが適用されると見なされます。

.NET Framework のシステム要件 - .NET Framework | Microsoft Learn

.NET Framework 4.8 は、Windows Server 2022 について「OS と共にプレインストール済み」

Windows Server 2022 - Microsoft Lifecycle | Microsoft Learn

Windows Server 2022 のサポート期限は「2031年10月14日」。よって、.NET Framework 4.8 は少なくとも、この日まではサポートされると推測できます。

更新履歴

• 2023-11-16 .NET 8 リリースに伴う更新

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1. 長期サポートは最初のリリースから 3 年間サポート。↩
2. 標準期間サポートのサポート期間は 18 か月。↩